シンポジウム情報

第22回ESIシンポジウム

将来の電力需要と供給可能性を考える

 主催:東京大学生産技術研究所
エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
 共催:東京大学先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
 東京大学エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
 東京大学生産技術研究所 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター
 日時: 2024年9月24日(火)13:30-17:30(OPEN は 13:15)  
 場所: Zoomウェビナーによるオンライン開催
 費用: シンポジウム参加無料(学生の方歓迎)(要事前登録)  
シンポジウムは無事終了しました。
大変多くの方にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
講演資料を掲載しましたのでご参照ください。
趣 旨
 我が国の想定電力需要については、長らく現状維持若しくは減少が見込まれる状況が続いてきたが、本年1月に電力広域的運営推進機関が示した需要想定においては、データセンターの新設需要等を背景に、一部エリアでの需要想定が大きく引き上げられた。将来のカーボンニュートラルに向けて、今後熱需要、運輸需要の電化による需要増加も一定見込まれる中、2050 年に向けて電力需要がどうなっていくか、それに対してどのような供給側の体制が必要かを検討していくことは、今後のエネルギー政策において重要である。
 本シンポジウムでは、将来の電力需要の見通し、それを誘発するデータセンター・半導体工場などの需要側の見通し、インフラ側へのニーズ、供給側である送配電網・電源の利用可能性、また、需要増の影響を緩和する技術や政策等について議論を行う。
プログラム・講演資料
掲載可能な資料を公開しております。(敬称略)
13:30開会
13:30-13:40開会挨拶
 荻本 和彦 (東京大学生産技術研究所 特任教授)
13:40-14:20「局地的電力需要増加と送配電ネットワークに関する研究会における議論について」
 黒田 嘉彰 (電力・ガス取引監視等委員会事務局ネットワーク事業監視課長)
14:20-15:00「AI の普及とエネルギー需要への影響」
 中野 明彦 (ソフトバンク(株) 執行役員
        グリーントランスフォーメーション推進本部 本部長)
15:00-15:10    休 憩
15:10-15:50 「国内最高水準の高効率DCの省エネ手法の紹介と
 UPS設備の活用によるDR/VPPへの参画」
 藤崎 将彦 (高砂熱学工業(株) 東京本店 設計部設計3課)
「データセンターにおけるエネルギー利用最適化の取り組み
  〜UPS設備の活用によるDR/VPPへの参画〜」
 堤 優介  ((株)インターネットイニシアティブ 基盤エンジニアリング本部
        データセンターサービス部 データセンター基盤技術課)
15:50-16:30「足元のデータセンター・半導体工場等による
 電力需要の増大と送配電ネットワークに対する影響」
 松尾 豪 (合同会社 エネルギー経済社会研究所)
16:30-17:10「MESH 構想:ワット・ビット連携からの電力システムのインターネット化」
 岡本 浩 (東京電力パワーグリッド(株) 取締役副社長執行役員 CTO)
17:10開会挨拶