シンポジウム情報

第19回ESIシンポジウム

分散エネルギー資源(DER)活用ノウハウの共有知化

 主催:東京大学生産技術研究所
エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
 共催:東京大学先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
 東京大学エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
 東京大学生産技術研究所 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター
 日時: 2024年2月8日(木)14:00-17:10  
 場所: ハイブリッド開催
■ リアル会場 東京大学生産技術研究所 駒場リサーチキャンパス内
        コンベンションホール(An棟2階)
■ Zoomによるオンライン
 費用: 参加無料(要事前登録) 学生の方歓迎  
シンポジウムは無事終了しました。
大変多くの方に駒場キャンパス会場およびオンラインにてご参加いただきました。
誠にありがとうございました。
講演資料を公開しておりますのでご参照ください。
趣 旨
 再生可能エネルギーの大量導入を可能とするため、定置型蓄電池や電気自動車EVなど分散エネルギー資源(DER)の活用が言われて久しい。その実現に向け、震災前から多くの実証事業などが行われ、DER活用の効果は確認されているが、同時に、DERをネット接続する際に発生する多大な手間や、標準化されているとされている通信プロトコルが想定どおり使用できないなどの問題が頻繁に指摘され、結果として未だDERを活用したエネルギーサービスは商用レベルに至っていないのが実情である。
 本シンポジウムは、上記のような課題を明確化するとともに、このような負の共通課題(Common Pain)の解決策を関係者の“共有知”として、再生可能エネルギーの大量導入を可能とする多様なエネルギーサービスのサービス間競争が極力速やかに開始されるよう、その環境整備に向けた方策等について有識者・実務者にご講演頂くものである。
プログラム・講演資料
(敬称略)
14:00開会
14:00-14:05開会挨拶
  東京大学生産技術研究所 教授  岩船 由美子
14:05-14:15 講演「DER活用ノウハウの共有知化」
  東京大学生産技術研究所 特任准教授  馬場 博幸
  参考資料1「通信システムとエネルギー機器の複合的挙動の参照モデル構築の試み」
参考資料2「普通充電器−EV 紐づけ技術について 」
14:15-14:35 講演「DER活用におけるマルチ lemma」
  東京大学新領域創成科学研究科 教授  馬場 旬平
14:35-15:15 講演「DER活用の系譜と今後の展望 DERの“sein”と“sollen”」
  早稲田大学 スマート社会技術融合研究機構・研究院 教授  石井 英雄
15:15-15:35 講演「DER活用ノウハウ共有知化促進のために 法的観点からの検討」
  弁護士(電力・ガス取引監視等委員会 前委員長代理)  稲垣 驤
15:35-16:05ネットワーキングタイム/休憩  
    〜 会場前ホワイエではコーヒーをご用意いたします 〜
16:05-16:35 講演「分散型エネルギー資源の接続の現状と課題」
  EX4Energy株式会社 代表取締役社長  伊藤 剛
16:35-17:05 講演「「シェアでんき」による低圧分散電源活用に向けて」
  株式会社シェアリングエネルギー 代表取締役社長  上村 一行
17:05閉会挨拶
  東京大学生産技術研究所 特任教授  荻本 和彦
17:10名刺交換 (会場前ホワイエにて20分程度)