シンポジウム情報

「2050年に向けた日本のエネルギー需給」研究委員会

2050年のエネルギーと社会:何が難しいのか
2021年度 第1回シンポジウム

(第12回 ESIシンポジウム)

主 催:エネルギー・資源学会
「2050年に向けた日本のエネルギー需給」研究委員会
 東京大学 生産技術研究所
エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
共 催:東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究アライアンス(APET)
 東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
 東京大学 生産技術研究所 持続型エネルギー・材料統合研究センター(IRCSEM)
 東京大学 未来ビジョン研究センター(IFI)
日 時: 2021年5月27日(木)13:00〜17:50(OPEN 12:30)
場 所: Zoomによるオンライン開催
参加費: 1,000円(消費税込) 学生は無料
シンポジウムは無事終了致しました。
多くの方にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
講演資料を公開しましたのでご参照ください。
趣 旨
 本研究委員会は、 2017年から2019年のエネルギー・資源学会の定期の研究発表会、コンファレンスにおける2050年企画セッションなどでの議論を踏まえ、「我が国の温室効果ガス低減に向けた長期発展戦略の策定のための情報整理と議論に併せて、長期的なエネルギー需給の道筋に関する調査・検討を行い、その成果を学会会員、学会外の一般に対し提供する」という目的で2019年1月から活動を開始しました。
 2019年8月からの研究発表会およびコンファレンスでは研究委員会としての4回の企画セッションなどで議論を行いました。2019年8月には情報整理と方法論の確立を目標としたシンポジウム、 2020年12月と2021年2月には2回の「2050年のエネルギーと社会」をテーマとしたシンポジウムを行い、2021年5月には、これまでの研究発表会・コンファレンスでの企画セッションとシンポジウムでの知見や議論を背景として、会誌での特集記事を掲載しました。
 今回ご案内するシンポジウムでは、我が国の長期のエネルギーと経済のあるべき姿と温室効果ガス低減に向けた長期発展戦略の策定に関する「2050年のエネルギーと社会」シンポジウムとして、2020年12月の「課題解決の方向性」、2021年2月の「選択肢の深掘り」の議論に続き、3回目として、世の中では高揚感さえ感じるカーボンニュートラルの実現について、多様な視点から「何が難しいのか」、そして、解決の可能性を議論します。皆様のご参加をお待ち申し上げます。
プログラム・講演資料
青字の講演タイトルをクリックすると、資料を閲覧できます。
13:05-13:30趣旨説明と第2回シンポジウムの振り返り
荻本 和彦(東京大学 生産技術研究所
      エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門 特任教授)
2020年度第2回「選択肢の深掘り」の講演者とパネリスト
<第1部>
13:30-13:55再生可能エネルギー導入の難しさ
朝野 賢司((一財)電力中央研究所 社会経済研究所 上席研究員)
13:55-14:202050年カーボンニュートラルへ向けた太平洋セメントの長期ビジョン
上野 直樹(太平洋セメント(株)
      カーボンニュートラル技術開発プロジェクトチームリーダー)
14:20-14:45民生部門カーボンニュートラルへの壁:ロックイン問題
岩船由美子(東京大学 生産技術研究所
      エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門 特任教授)
 休 憩
14:55-15:20短時間から長期間,需給バランス維持の難しさ
中澤 治久((一社)火力原子力発電技術協会 専務理事)
15:20-15:45水素ステーションに係る規制の見直しと業界自主基準化
二宮 貴之((一財)石油エネルギー技術センター 水素エネルギー部長)
15:45-16:10最近のLNG需給とエネルギーセキュリティー
白川 裕 ((独法)石油天然ガス・金属鉱物資源機構 調査部調査課 調査役)
 休 憩
<第2部>
16:20-17:50パネルディスカッション:難しさはどうやって乗り越えるのか?
本シンポジウムに関わるお問合せ先
一般社団法人エネルギー・資源学会 事務局
  TEL :06-6446-0537
  FAX :06-6446-0559
  mail:gyoji@jser.gr.jp