シンポジウム情報

第1回 ESIシンポジウム

エネルギーシステムインテグレーション
−その現状と可能性−

Energy System Integration
−Innovative Integration of Transmission and Distribution−

主 催 :東京大学 生産技術研究所
エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(ESI)
共 催 :国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
 東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究センター(APET)
 東京大学 エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
 東京大学 生産技術研究所 持続型エネルギー・材料統合研究センター
日 時 : 2018年5月9日(水)13:00〜17:45(受付開始12:30)  
場 所 : 東京大学生産技術研究所(駒場リサーチキャンパス内)
コンベンションホール(An棟 2階)
MAP
多くの方にご参加いただきまして、無事終了しました。
当日の講演資料を掲載しましたので、ご参照ください。
趣 旨
 東京大学 生産技術研究所は、本年1月よりエネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門(以下ESI)を設立し、4月より本格活動を開始しました。インテグレーションとは「統合」を意味し、ESIでは「エネルギーシステムの統合」を掲げて研究活動を開始します。
 ESIでは、中長期の電力/エネルギーシステムの構造的な変化に対し、エネルギー工学連携研究センター(CEE)の活動の成果を活用し、2030年、あるいはより長期の2050年に代表される今後の電力/エネルギーシステムにおける新しい技術、制度の必要性、価値、可能性を考慮して、全体システムの需給運用、設備計画、個別システム、個別技術の運用・制御開発・評価・適用検討と新たなサービスなどのビジネスの検討を通して、価値、評価の考え方の確立、これらを実施する評価ツールの開発、それらを用いた電力/エネルギーシステムの検討と提案、これらの検討の活動を通した、人材育成を行うことを目的とします。
 本シンポジウムでは、ESIの活動開始にあたりその第1回のシンポジウムとして、エネルギーシステムインテグレーションとは何か、その現状と将来の可能性についての議論を行います。
プログラム
講演タイトルをクリックすると、資料PDFを参照できます。
13:00-13:10開会挨拶
13:10-14:30エネルギーシステムインテグレーションとは何か
エネルギー需要の視点
東京大学生産技術研究所 特任教授  岩船 由美子
熱利用の視点
東京大学生産技術研究所 教授  鹿園 直毅
建物の視点
東京大学生産技術研究所 教授  大岡 龍三
エネルギー・電力システムの視点
東京大学生産技術研究所 特任教授  荻本 和彦
14:30-14:40 休 憩
14:40-16:00エネルギーシステムインテグレーションの諸分野の現状と可能性
再エネ大量導入時代における住宅の役割と魅力
積水化学工業 住宅カンパニー  太田 真人
新電力ベンチャーLooopが電力システム改革に果たす役割
Looop 電力事業本部  渡邊 裕美子
分散エネルギーリソース(DER)を用いた電力需給調整力に対する期待
日本電気 スマートエネルギー事業部  工藤 耕治
風力発電システムの現状とエネルギーシステムインテグレーションへの寄与
日立パワーソリューションズ 主任技師  田中 和英
16:00-16:10 休 憩
16:10-17:30パネルディスカッション
モデレータ:荻本 和彦
17:30-17:35閉会挨拶
18:00-19:30意見交換会 An棟 1階レストラン「ape アーペ」